その時、米軍は来るのか イラン攻撃が私たちに与えた教訓

イラン攻撃は、米国の軍事力と抑止力の限界をあらわにしました。日本の安全保障にとって、どんな教訓を与えたのか。「その時」に米軍は来るのかという問いについて考えてみました。
牧野愛博 2026.06.21
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米国とイランの両首脳は日本時間18日、戦闘を終結させるとともに、今後60日間でイランの核開発問題を協議する合意書に署名しました。イランの軍事作戦を統括する司令部が20日、米国が合意を順守していないとしてホルムズ海峡を封鎖するという声明を出すなど、事態は予断を許しません。米国の専門家だけでなく、与党共和党からも「果たしてこの戦争に意味があったのか」という厳しい声が上がっています。私は今回の米国の戦いぶりは、東アジアの将来に暗い影を落としたとみています。

今回の米国とイスラエルによるイラン攻撃は、米軍の力の限界を様々な点から露呈させました。米軍は様々なミサイルを大量に消費しました。マーク・カンシアン米戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問は「米軍が兵器を増産する速度を上げていますが、備蓄の再構築には少なくとも2年かかるでしょう。米国が西太平洋で望む(抑止力の)レベルにまで(備蓄量が)到達するにはさらに時間がかかるでしょう」と語ります。

米軍の「弾切れ」と日本の誤算

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  • 牧野愛博(まきの・よしひろ)

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